2026/09/14 14:26

「夜中に急に鳴き始めて、なかなか落ち着かない」 「今まで夜通し寝ていたのに、最近は夜中に何度も起きて鳴く」

シニア犬と暮らしていると、こうした夜の変化に悩まされることがあります。夜鳴きは原因によって対応が大きく変わるため、まずは落ち着いて状況を整理することが大切です。

1. 痛みや病気のサインでないか確認する

夜鳴きの背景に、関節炎などの痛み、内臓疾患、視力・聴力の低下が隠れていることがあります。特に、これまでになかった鳴き方(唸るような声、苦しそうな声)が急に始まった場合は、まず動物病院で身体面の異常がないかを確認しましょう。

2. 認知機能の低下(認知症)の可能性を考える

高齢犬の夜鳴きの原因としてよく知られているのが、認知機能の低下です。昼夜の感覚が逆転する、同じ場所をぐるぐる歩き回る、飼い主を探すように鳴くといった様子が見られる場合は、認知症に関連した症状の可能性があります。これも自己判断せず、獣医師に相談することをおすすめします。

3. 寝る場所の環境を見直す

視力や聴力が衰えてくると、暗闇や物音に対する不安が強くなることがあります。豆電球など少し明かりを残す、飼い主の匂いのするものを近くに置くなど、安心できる環境作りが夜鳴きの軽減につながることがあります。

4. 日中の生活リズムを整える

日中に十分な刺激や運動がないまま長く眠ってしまうと、夜に目が覚めて鳴いてしまうことがあります。無理のない範囲で日中に散歩や軽い触れ合いの時間を作り、生活リズムを整えることも対策のひとつです。

5. 鳴いたときに毎回すぐ駆けつけない

心配になってすぐに駆けつけたくなりますが、「鳴けば来てもらえる」と学習してしまうと、夜鳴きが習慣化してしまうことがあります。安全を確認したうえで、少し間をおいてから対応するなど、獣医師とも相談しながら対応方法を決めていくとよいでしょう。


まとめ

老犬の夜鳴きは、痛みや病気、認知機能の低下、環境要因など、原因がひとつとは限りません。まずは身体面に異常がないかを確認したうえで、環境や生活リズムを見直していくことが大切です。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断や治療を目的とするものではありません。症状が続く場合は、必ず動物病院を受診してください。